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代理母・卵子提供解説


  代理母(Surrogate Mother)と代理母出産(Surrogacy)及び卵子提供(Egg Donation)についての概略

アメリカでは、依頼者の母親に代わって子供を身ごもり、出産することをサロガシー(Surrogacy)と言い、その女性をサロゲート・マザー(Surrogate Mother−略してSM)と称します。
また、依頼者の側をインテンディド・ペアレンツ(Intended Parents−略してIP)と称します。

Surrogacy(サロガシー)と Surrogate Mother(サロゲート・マザー)は、下記のA,Bに分けられます。
また、卵子提供は、Egg Donation と称し、卵子提供者のことを、Egg Donor と称します。

卵子提供(Egg Donation)では、A.(2)および(4)そして、下記のC.(1)で述べる卵子提供者(Egg Donor)の卵子と依頼されるご夫婦の男性側の精子とを使い、体外受精し、その受精卵を依頼されるご夫婦の女性の子宮に戻す方法 があります。

多くの日本人のご夫婦がこれまでに A.(1)、(2) 及び、C.(1) によって、子供さんを授かっていますので、ここではそれらを中心に話していきます。

A.ジェスティショナル・サロガシ−(Gestational Surrogacy−略してGS)
  ジェスティショナル・サロゲート・マザー(Gestational Surrogate Mother−略して GS または、Gestaional Carrier−GC)
  (1)依頼されるご夫婦の精子と卵子を使い、体外受精(IVF)しその受精卵を代理母の子宮に戻す。
  (2)依頼されるご夫婦の男性の精子と卵子提供者(Egg Donor)の卵子を使い、体外受精(IVF)しその受精卵を代理母の子宮に戻す。
  (3)依頼されるご夫婦の女性の卵子と精子バンク(Sperm Bank)の精子を使い、体外受精(IVF)しその受精卵を代理母の子宮に戻す。
  (4)卵子提供者(Egg Donor)の卵子と精子バンク(Sperm Bank)の精子を使い、体外受精(IVF)しその受精卵を代理母の子宮に戻す。
   註:IVF … In Vitro Fertilization

B.トラディショナル・サロガシ−(Traditional Surrogacy)
  トラディショナル・サロゲート・マザー(Traditional Surrogate Motherte−TS または Traditional Carrier−TC)
  (1)依頼されるご夫婦の男性の精子を取り出し、自宅で代理母が自分で子宮に直接注入する
    −Home Insemination(ホーム・インセミネーション)
  (2)依頼されるご夫婦の男性の精子を取り出し、クリニックで医者が子宮に直接注入する
    −Artifitial Insemination(人工授精、アーティフィシャル・インセミネーション)

一番ポピュラーに行なわれている方法は、Aの(1)ですが、依頼される女性の年齢によってAの(2)も数多く行なわれています。
また、Aの(3)、(4)もケースは少ないですが、行なわれています。

下記に、最もケースが多いAの(1)、そしてAの(2)について、患者のタイプ、及び代理母、卵子提供者について述べます。

一般的に、A.(1) である GS による代理母出産に適した患者(女性側に問題がある場合)は、次の3つのタイプに分けられます。

_ 長い間、不妊治療(人工授精、体外受精、その他卵管手術など)を続けたにも関わらず、妊娠、出産に及ばない方。

  ・子宮内膜症などで、子宮内膜に不妊の原因が考えられる方
  ・妊娠しても、科学的妊娠、あるいは習慣流産を繰り返す方。
  ・子宮が生まれつき奇形(単角子宮など)で、婦人科医から妊娠しても流産の可能性が高く、実際に流産を繰り返している方。
  (備考)双角子宮の場合は、手術療法が可能ですが、単角子宮の場合は不可能だということです。
  ・3回以上の体外受精を行って、質の良い受精卵を移植したにも関わらず、妊娠に至らず、不妊治療医から原因不明であると言われた方。
  等々。
(備考)_ の場合、その患者によっていろいろなタイプがあり、一般化はできません。

_ 心臓病、糖尿病、腎臓病などの疾患があり、専門医から妊娠、出産は生命の危険が伴い、難しいと診断されている方。

_ 子宮を切除する手術(子宮ガンなど)を受けた、あるいはもともと子宮がない方。

Aの(1)の場合の、代理母について
・IP(依頼されるご夫婦)の受精卵を代理母に移植して生まれる子供は、代理母とは一切、血縁関係はありません。
すなわち、IP と血縁関係がある子供が生まれるわけです。
ですから IP の Ethnic(エスニック−人種、民族)に関係なく、どんなエスニックの代理母も選ぶことができます。
21歳〜38歳くらいまでの女性から選びます。
(備考)一般的に、代理母となる人のエスニックは、白人が最も多く、黒人、アジア人の比率は少ないのが現実です。

Aの(2)の場合の、代理母、および卵子提供者について
・IPの男性側の精子と卵子提供者の卵子を使っての受精卵を代理母に移植して生まれる子供は、IPの男性側と卵子提供者との血縁関係がある子供が生まれます。
したがって、IPの女性側のエスニックの違いによって、卵子提供者を選ぶ必要があります。
つまり、IPの女性側が、日本人の場合、卵子提供者は、日本人あるいはその他のアジア系(中国、台湾、あるいは韓国など)の卵子提供者を選ぶ必要があります。
しかしながら、その子供は代理母とは一切、血縁関係はありませんので、どんなエスニックの代理母も選ぶことができます。
代理母は、21歳〜38歳くらいまでの女性、また卵子提供者は、21歳〜30歳くらいまでの女性から選びます。

A.(3)および(4)、そしてB.(1)および(2)に関しましては、その都度依頼される方からの、ご相談に応じます。
また、後々追記していきたいと思っております。

C.(1) Egg Donor の卵子と依頼されるご夫婦の男性側の精子とを使い体外受精し、その受精卵を依頼されるご夫婦の女性の子宮に戻す方法
たとえ体外受精によって受精卵を作れたとしても、 高年齢の為に卵子の質が良くないことが原因で、その受精卵が着床、妊娠しないことが多々あります。
このように、依頼されるご夫婦の女性側の方が、高年齢(一般的に40歳を越えている場合)の場合、どうしてもご自身の卵子を使えない、また、排卵誘発を行なっても、卵巣が機能しておらず、どうしても排卵が起こらない、あるいは卵巣腫瘍などで、現在、卵巣が両方とも無いなど、いろいろな原因で卵子は使えないが、ご自身の子宮は健康で、妊娠、出産にたえうるといった場合は、卵子提供者の卵子とご夫婦の男性側の精子とで体外受精を行い、その受精卵をご自身の子宮に移植する方法を取ります。

この場合の利点は、
・血縁的には、産まれる子供と繋がりはありませんが、妊娠時期の9ヶ月間、子供をお腹に宿し、またご自身で出産をするという経験をします。
このことは、私(キヌコ ブラウン)の友人であるZさんの手記にもありますように、その子供との強い繋がりを感じることが容易であるという点では、大変大きな利点でしょう。

Cの(1)の場合の卵子提供者(Egg Donor)について
Aの(2)の場合の卵子提供者と同じで、IPの男性側の精子と卵子提供者の卵子を使っての受精卵をIPの女性側に移植して生まれる子供は、IP の男性側と卵子提供者との血縁関係がある子供が生まれます。
したがって、IP の女性側のエスニックの違いによって、卵子提供者を選ぶ必要があります。
つまり、IP の女性側が、日本人の場合、卵子提供者は、日本人あるいはその他のアジア系(中国、台湾、あるいは韓国など)の卵子提供者を選ぶ必要があります。
21歳〜30歳くらいまでの女性から選びます。

ここで、B.(1)および(2)について、参考程度に少し触れておきます。

トラディショナル・サロガシー(Traditional Surrogacy)において、一般的には、アメリカのドクター、およびエージェンシーは、そのケースを扱うことを避けようとします。
なぜなら、産まれる子供は、IPの男性側と代理母(TS:トラディショナル・サロゲート・マザー)との血縁関係がある子供だからです。
このことは、代理母にとって大変大きな事実として、受け止める場合があります。
自分の子供を9ヶ月間、自分のお腹で宿し、そしてその子供を出産するわけですから、代理母の気持ちの中で、その子供は IP の子供になり、IP に育てられるということを固く自覚しておかなければなりません。
もちろん、代理母は、サイコロジカル・エバリュエーションを合格した女性ですので、そのことも全て理解し、その事実を受け入れることができるということで、その女性に代理母として依頼するわけですが、100%気持ちが変わらないという保証はありません。
ベビーM 事件というのが、この例になるわけです。この、ベビーM 事件というのは、代理母出産が行なわれるようになった初期の頃(今から約15年ほど前)の、ニューヨーク州で起こったお話です。(参考までに申し上げておくと、ベビーM 事件の TS は、サイコロジカル・エバリュエーションを合格していませんでした)
ですから、TS を選ぶ際には、十分注意をしなければならないのです。
従って、ほとんどの場合、エージェンシーは、TS を選択せず、卵子提供による代理母出産、つまりA.(2)を選ぶように IP に勧めるのです。

ベビーM 事件については、別の項で少し詳しく述べますが、ここの項では、このTSの場合の2つの方法を中心にして説明します。

B.(1)依頼されるご夫婦の男性の精子を取り出し、自宅で代理母が自分で子宮に直接注入する
   −Home Insemination(ホーム・インセミネーション)
    この方法は最も、原始的な方法です。ドクター、および薬は必要ありません。従って、大変経済的に代理母出産をすることができます。

B.(2)依頼されるご夫婦の男性の精子を取り出し、クリニックで医者が子宮に直接注入する
   −Artifitial Insemination(人工授精、アーティフィシャル・インセミネーション)
    この方法は、ドクターにかかり、薬を使った上で代理母に人工授精をし、妊娠、出産をしてもらう方法です。


   
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